| 用語 |
解説 |
| 浅間火山 |
標高2,568mの成層火山で、大きくは3個の火山体からなる。古いものから、@黒斑火山、A仏岩火山・軽石流、B前掛火山とよばれる。気象庁により常時観測(精密観測)火山に指定されている。わが国でも代表的な活火山 |
| 噴出岩塊 |
噴火によって火口から高速で噴出された岩塊。大きいものでは直径数mにもなる。火口から4〜5km離れたところまで到達する。 |
| 火山灰 |
噴火によって火口から噴出された直径2mm以下のもの。上層風に流され、風下側に多く堆積する。厚く堆積すると家屋がつぶれることもある。 |
| 軽 石 |
噴出物のうち、色が白っぽく、空隙が多く、軽いもの。浅間山では大規模な噴火の際に軽石を多く噴出する。 |
| 火砕流 |
火口から放出された高温の火山灰、軽石、岩片、火山ガスなどが混ざった煙状のものが斜面を流下する現象。流下域にある建物などは破壊・埋没され、焼失する。浅間山では、天仁噴火や天明噴火の際に中型の火砕流が発生している。 |
| 岩屑なだれ |
噴火や地震によって、火山体の一部や火山噴出物が流れ落ちる現象。流下域にある建物などは破壊・埋没される。浅間山では、天明噴火と黒班山の山体崩壊の際に岩屑なだれが発生している。 |
| 溶岩流・溶岩ドーム |
鬼押出し溶岩流が代表的なものである。溶岩流はゆっくり流れるため、避難が比較的容易である。小浅間山、離山、石尊山は粘性の大きな溶岩がゆっくり上昇してできた溶岩ドームである。 |
| 泥 流 |
火山やその周辺山地で新しい火山灰などが降雨や融雪によって流下するもので、礫を含む泥水状の流れである。河川ぞいの低地に氾濫しやすい。 |
| 洪 水 |
火山噴火に伴って発生する洪水は、河川・湖沼の水や火山体に含まれている地下水などが流下するものである。浅間山では大きな噴火の際に吾妻川から利根川にかけて大きな洪水が発生している。 |
| 空 振 |
火山の爆発によって生じる空気の振動。窓ガラスが壊れることがある。 |
| 地 震 |
火山噴火の前兆現象として地震が起こることがある。また、噴火の最中に大きな地震が起こることもある。 |
| 鳴 動 |
火山噴火の前兆現象として鳴動(地なり)が起こることがある。 |
| 噴 気 |
火口や山腹の割れ目から立ち上がる火山ガスや水蒸気など。白い煙のように見えることが多い。 |
| 噴 煙 |
火口から火山ガス、火山灰、火山岩片などが噴き上げてできた煙状のもの。大きな噴煙柱は1万m以上の高さにも達する。 |
| 天仁噴火 |
平安時代後期の天仁元年(1108年)に発生した大きな噴火。火砕流や火山灰の降下で浅間山周辺は壊滅的な被害を受けた。 |
| 天明噴火 |
江戸時代中期の天明3年(1783年)に発生した大きな噴火。軽石・火山灰の降下、吾妻火砕流、鎌原岩屑なだれ、吾妻川・利根川の洪水などで大きな被害がでた。 |