群馬県見守り支援事業とは
近年、社会から孤立した結果、死後相当期間放置される、いわゆる「孤立死」という大変痛ましい事案が多く報道されています。
また、従来からのひとり暮らし高齢者の孤立死に加え、育児や介護をしている家族が急死したことにより、残された子どもや病人、障害者等が連鎖的に亡くなるというケースも発生してきております。
このような状況の中から、群馬県では、平成25年4月1日より群馬県見守り支援事業を実施しています。この事業は、次のことを柱として展開しています。
●群馬県と電力会社やガス会社などの事業者、警察、市町村、民生委員などが連携して、多方面から地域の様子を見守る仕組み作り。
●市町村は、業者などが異変を感じた際の受付窓口を一本化すると共に、水道関係課や公営住宅担当課などとの連携、及び情報共有化を図る。
長野原町における取組
長野原町では、別荘地が多い、巡回する事業者が少ないなど、市街地とは条件が違う面を持っており、県の事業のみでは、孤立死を防止するという目的が十分に達成できるとは考えにくい状況です。
そこで、長野原町では、この事業の足らない部分を補うための独自の取り組みとして、町内の別荘を管理している別荘管理会社に協力を依頼しました。
ご協力のお願い
孤立死を未然に防ぐためには、できるだけ早く異変を察知し対策が取れるかにかかってます。
つきましては、町民の皆さんにも、ご協力頂けましたら幸いです。
異変の例としましては・・・
●新聞や郵便物がたまっている
●洗濯物が干しっぱなし
●電気が点けられっぱなし、カーテンが閉められっぱなし など
その他、様子が変だと感じましたら、下記にご連絡ください。
夜間、休日でも宿日直職員がお受けします。