【獣被害対策のための電気柵設置のポイント】
電気柵は、危険防止のために、適切な管理をして安全に使用しましょう。
☆適切な管理とは
(1)注意表示版の掲示をしましょう。
(2)電気柵用の電源装置を使用しましょう。
家庭用コンセントから直接電気柵につながないでください。
☆電気柵使用・管理ポイント
(1)雑草が柵線に触れると漏電の原因となるので、除草をします。
(2)電圧は4000ボルト以上を維持します。漏電箇所や断線の点検等をします。
(3)電気柵と作物は近接しないよう、十分な距離をとりましょう。
☆電気柵設置のポイント
(1)アスファルトは電気を通さないため、舗装道路から50cm以上離して設置します。
(2)アースは地中深くに埋め本器にしっかり接続します。
(3)動物がより柵線に振れやすくするため、ガイドクリップは外側に向けます。
(4)イノシシやシカは、柵線の下をくぐろうとするので、最下段はイノシシの鼻の高さに合わせ、地上20cmに来るようにします。設置時に支柱に目印を書いておくと、管理に便利です。
また、高さを維持するため、地面をならしておくと良いでしょう。